4月も半ばになり、桜も葉桜になってまいりました。まだ春の陽気を感じていたいのですが、夏日な日もあり、気候が様々な日々が続いております。 例年に比べ、暖かい日が多い今日この頃。本来ならば6月頃から出始める食中毒ですが、今年は今の時期から注意が必要ではないでしょうか。今回は、食中毒についてお話したいと思います。
どうして食中毒になるの?
食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが付着している食べ物を摂取することにより、下痢や腹痛、発熱などの症状が出ます。
細菌による食中毒にかかる人が多く出るのは、気温が高く細菌が育ちやすい時期で、6月~9月頃と言われています。ですが、先述したように、今年は気温が例年に比べ高くなっています。ですので、今から気をつける必要があります。
食中毒予防三原則
①細菌やウイルスを食べ物に『つけない』 手には様々な雑菌が付着しています。その雑菌が食材につかないよう、手洗いをこまめに行うようにしましょう。
②食べ物に付着した細菌やウイルスを『増やさない』 食べ物に付着した菌を増殖させないためには、低温で保存することが重要です。生鮮食品をスーパーなどで食材を購入した際は、できるだけ早く冷蔵庫に入れるようにしましょう。
③食べ物や調理器具に付着した細菌やウイルスを『やっつける』 ほとんどの細菌やウイルスは過熱によって死滅するため、よく加熱をするようにしましょう。中心部の温度が75℃で1分以上加熱が目安です。
食中毒は、簡単な予防方法をきちんと守れば、感染を防ぐことができます。 今の時期から予防していきましょう(^^)/
<引用文献> 厚生労働省“家庭での食中毒予防”(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00008.html)